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Pineappleman&PoohBee's Life in the Garden City
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黄金のホール <PM>
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憧れのホール、ウィーン楽友協会の大ホール、本来ならコンサートを聴きに行きたいのですが、チケットがなかなかとれないので、ひとまずホールのガイドツアーに参加してみました。今回はオーストリア航空を利用したので、そのチケットの半券で通常5ユーロのガイドツアーは無料に。

元々、大ホールとブラームスホールの2ホールあったムジークフェライン、年間700ものコンサートを開催するにあたってリハーサルのスペースが足りず、地下にホールをいくつか作って、様々なコンサートを開催しているのだそうです。その中の一つ、グラスホールの案内からツアーは始まりました。

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このホールは、大ホールの音響に限りなく似せて作られ、リハーサル時に本番と同じ音響で演奏ができるのだそうです。その音響を作り出しているのは、ガラス板。正面の壁、天井など至る所にガラスが使われています。更に、正面の壁のガラス板は平らではなく曲線。また、この一枚一枚の板が45度まで開いて、オーケストラ、室内楽、ソロなど、どんなサイズの演奏者、どの時代の音楽にも対応可能で、豊かな音響を作り出せるようにしてあるそうです。


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そして、通称「黄金のホール」と呼ばれる、ニューイヤーコンサートでもおなじみの大ホール。デンマーク人の建築家ハンセンによる設計で、ギリシャ風ルネッサンス様式の内装になっています。


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天井の絵やあらゆる装飾は、ギリシャ神話に基づいたものだし、カリアティードと呼ばれる柱もどことなくパルテノン神殿を彷彿させるような気がします。このホールの音響は今でも世界一と絶賛されているけれども、これは綿密な計算によって作り出されたのではなく、偶然に偶然が重なって出来上がった音響なのだそうです。直方体のホール、板張りの床、カリアティードやバルコニーなどの構成要素が理想的な音響を作り出しているけれど、建設当時はまだ音響を計算して作るという観念がなく、1870年の完成から数十年経ってからようやく音響学というものが始まったからだそうです。

次回は、どうにかチケットを手に入れて最高の音響を実際に聴いてみたいものです。(と願って応募したニューイヤーコンサートは、リハーサルも含めて全3公演に応募しましたが、もちろんハズレました。)

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by happylah | 2009-06-01 06:50 | 初体験☆
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