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Pineappleman&PoohBee's Life in the Garden City
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Evgeny Kissin @ Barbican Hall <PB>
彼の演奏を初めて聴いたのはこちらに引っ越してきてから。

Classic FMで流れたチャイコフスキーのピアノコンチェルト1番だったと思います。その音色に全身固まって、誰の演奏だろう?と最後まで息をひそめて聴き入りました。
それから、たまたまYoutubeで聴いたラフマニノフのピアノコンチェルト3番。
まさか、実際その音を聴きに行けるなんて、そのときは思ってもみませんでした。

演目は先月バレエ観賞したばかりのプロコフィエフからなんて、なんという巡り合わせ。ロミオとジュリエットからの3曲は、可憐なジュリエットの姿が目に見えるような始まりから、10本の指から異なる楽器が現れては消えて、、名曲モンターギュー家とキャピュレット家は、まるでオーケストラがそこにいるかのような壮大な音のハーモニー。そこに座っているのは一人のピアニストであるということが信じがたいスケールでした。

キーシンさんの手首はどんなに技巧を要するときも決してぶれず、肘から両手が鍵盤をがしっとつかみに行っているような、まるでクレーン?な動きに見えるのに、その音色は多彩。

後半は同じピアノとは思えない優美な音色のショパン。聴くとあっという間ですが、弾くと手に汗握りながら、上手くつながらなくて、細かくさらって、、と何時間練習しても足りないであろうエチュードたちが、いとも簡単に繰り広げられて、、、
木枯らしの去った後は、それまで息をのんでいた会場からわぁっと盛大な拍手。

相変わらずロンドンのお客さんのマナーの悪さが気になりました。携帯の音、咳(せめてハンカチでおさえてほしい)、パンフレットや物を膝から落とす音、、演奏家の集中力は相当なものと思いますが、お客さんも同じくらい集中力を持ってほしい、と願います。

世界ツアーはほぼ同じ演目で、キーシンさん、東京公演ではアンコールは6,7曲されたそうですが、お客さんのマナーが良いから会場が一体となって、演奏家も精神の高揚が止まらないのでしょうね。

プログラムには2歳で耳コピ即興でピアノを弾き始めた、とありました。神童の今の一瞬、その世界を感じることができた、この巡り合わせに感謝です。

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Sergey Prokofiev 3 Pieces from ' Romeo and Juliet '
' Juliet as a young girl '
'Mercutio '
' Montagues and Capulets '

Sergey Prokofiev Piano Sonata No. 8 in B flat major

Fryderyk Chopin Polonaise-Fantasie in A flat major, Op.61

Fryderyk Chopin
Mazurkas-C sharp minor, Op. 30 No. 4; A flat major, Op. 41 No. 4; A minor, Op. 59 No. 1

Fryderyk Chopin
Etudes-Op. 10 Nos 1,2,3(Tristesse),4 and 12(Revolutionary)
Etudes-Op .25 Nos 5, 6, and 11(Winter Wind)

Encores:
Chopin Noctone Op. 27, No. 2
Prokofiev Diabolique Suggestion
もう一曲。多分Chopinだと思うのですが、思い出せません。。


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by HappyLah | 2009-06-05 23:33 | うちのARTS
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