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Pineappleman&PoohBee's Life in the Garden City
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Beethoven Night @Proms <PB>
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プロムスのシーズン到来により、通常Classic FMな我家のBGMもBBC Radio3に。
毎晩楽しませてくれる夏の音楽祭、コンサートにまつわるインタビューなども面白く、私の耳は大忙しです。

今年の我家の初プロムス@会場RAHとなったのは、オール・ベートーヴェン・プログラムのこの晩でした。

私は一足お先にお友達とRoyal College of Musicで行われるProms Plus(その日のPromsに関連したトークが行われていて、同じチケットで参加できます)で、ケンブリッジ大の歴史学者X昨年バービカンで公開されていた"In Search of Beethoven"の映画監督による、"Beethoven the Romantic"と題したお話を聴いてから行きました。

印象的だったのはベートーヴェンは多分、始めてファンというものを持った作曲家であったこと(人々がどんな人なのか?外見は?と知りたがった)。また、彼の生きた時代背景、手紙に見られる人格などを追った上で、それによって彼の音楽に対する自分の在り方は変わるか?の問いに、スピーカーからは①音楽は純粋に音楽として楽しむ。作曲家の人生とは別、②作曲家を知ることにより楽しみが深まる、と二分した答えが返ってきていましたが、私は後者だなぁ、もっともっと彼のことが知りたい!とお話を聴いてまた熱が上がりました。

さて、そして向かったコンサート。


Prom 14: Deutsche Kammerphilharmonie Bremen

Beethoven Symphony No. 1 in C major

Beethoven Violin Concerto in D major

Beethoven Symphony No. 5 in C minor

Hilary Hahn violin

Deutsche Kammerphilharmonie Bremen
Paavo Järvi conductor

この組み合わせを見たときから期待大!で、その期待に応えてくれたオーケストラ!弦と木管の美しい音色が素晴らしく際立つ構成。何よりPaavo Järvi氏自身が心から楽しまれていて、オケとの信頼関係がよく見える演奏でした。

トランペットの形が変わっているね、と話していたのですが、このオケは当時のように演奏するという姿勢のため。
例えばSymphony No. 5の一楽章冒頭は、「Da--- Da--- Da--- Da-------!!! とスローにしない。このシンフォニーにスロームーブメントはなく、もしあったとしたら、ベートーヴェンの耳のためかメトロノームが故障していたからだよ。」とPaavo Järvi氏。彼のインタビューは後日iPlayerで、興味深く聴きました。

その言葉通り、彼の振る一楽章はトップスピードで余分なためがなく、アクセントが利いていて小気味良かったです。

Violin Concertoのソリスト、Hilary Hahnについては、少し予習をして行った段階で、「なんて才女なの!!」と興奮気味だったのですが、演奏後はすっかり虜に〜。三楽章が有名ですが、楽しみにしていたカデンツァ、一楽章からうっとり。

Hilaryはアンコールに応えて、Bach Partita からGigueを弾いてくれました。

客席からの止まない喝采に、オーケストラも2曲も追加で披露してくれました。

Encores:
Beethoven Symphony No.8 2nd mov.
Sibelius Valse Triste

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今年も一年に一度のビッグ・ギフト、PM同僚のご好意に甘えさせてもらって、この夜は友人達とボックス鑑賞でした。

今回は5歳の小さなヴァイオリニストも同席してくれて、いろいろな人とシェアできる音楽の魅力を再認識。

ピアノで弾きたい曲は限りなくあるし、ベートーヴェン様のことももっと知りたいし、楽しみは尽きません。音楽はいいなぁ〜。

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by HappyLah | 2010-07-29 20:10 | うちのARTS
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