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Starbucksでコーヒーで身体を温めながら、ペーパーナプキンの裏にそれぞれ12の願いごとを書き、午前0時が近づくと、心の中で願いごとをしながら、1..,2...,3...,と声に出して一粒ずつチェリーを口に入れる...なんだか秘密を共有しているみたいで、子供のようにわくわくしたのを覚えています。
願いごとは決して人には言ってはいけなくて、家族や友人みんなで一緒に数えながら行うのが習慣だそう。
2007年最後の夜は、このかわいいスペインの風習に従って、再びお願いごとをするのを楽しみにしていました。
ぶどうは種を出すのが大変だから..とRosaが種なしの、すでに12個一缶になっているぶどう缶X3を準備済み。
「午前0時5分前くらいからどのチャンネルでも数えだすから!」
3人ソファーに座って、願いごとを書いた紙を膝に、じっとTVの前でスタンバイ。
が、しかし...
5分前になってもまだ司会者達はぶどうを食べる気配なし。
4分前...。
3分前...。
2分前...。
1分切りましたが...?
20秒前...。
と、呆然としていたそのとき、1,2,3...!!!
1つ目の願いごとを心に唱え始めるも、すでに司会者は3つ目!
とっくにTVが12数え終わったころ、RosaとPMは10くらい。私はまだ6つ目...。歓声の中、最後まで独りぶつぶつ。かくして、チェリーの甘酸っぱい想い出は、ぶどうを流し込んだ想い出に上塗りされました。
*写真はRosaのリビングのクリスマスコーナー。白い木のツリーはドイツ人のお友達のお母様お手製だそう。
サンタクロースというのは外来もので、伝統的なスペインのクリスマスは、キリスト生誕12夜の1月6日にお祝いするそうです。この日は3人(白・黒・褐色)の王様が子供達にプレゼントを持って来てくれる日でもあり、翌日7日は子供達がそのプレゼントで遊ぶ日ということで学校はお休みなのですって!
1月1日の元旦は、Rosaママのところでクリスマスのお食事をご馳走になりました。
お食事とおしゃべりに夢中でご馳走の写真がほとんど残っていないのですが、カタルーニャ地方の伝統的なクリスマスのスープが絶品でした♪
スープのお出汁はいろいろなお肉とお野菜からとるそうで、出汁に使ったポークリブや豚足は柔らかく煮て、根菜類は蒸し野菜で、と上手に利用。実は私、豚足デビューでした。
感想:こってりめなのでたくさんは食べられないです。
私より小食なのに、豚足好きなRosaは食べていましたけど。
写真の鶏肉にハムが詰めてあるものは野菜たっぷりトマトソースで。もちろん前菜は生ハム、チーズにオリーブなど。
デザートは、本当は1月6日のReyesに食べる習慣のケーキ。ママの親友のEvaristoさんが「どうしても1日に必要なんだ」とパティスリーに頼み込んで作ってもらい、私達を驚かせようと用意してくれた素敵なプレゼント☆です。
ケーキの中には王様の人形とお豆(またはコイン)が入っていて、子供の頃はRosaも「きっと王様はここよ!ここを私にちょうだい」と大興奮したようです。お豆(コイン)を当てた人はケーキ代をもつ人になるそう。さてさて、王様はどこかしら?
小さな白い王様に巡り会えたのは................PMでした!!
良い年になりそうだね(笑)。
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