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Pineappleman&PoohBee's Life in the Garden City
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Wienerwald ウィーンの森 <PB>
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さて、ウィーン大学のところから市電38番に揺られて終点のGrinzingまで。

たった20分程で、清々しい樹々に囲まれ、まるで軽井沢。坂を登っていくと、素敵なお家たちが目を楽しませてくれます。

どこの街も、こうした高台は憧れの住宅地であったりしますよね。

この辺りには、新酒のワインを飲むことができる「ホイリゲ」が並んでいるので、お腹が空いた我々はお店も覗き込みつつ、ぶらりぶらり。

小さな木のような、小枝を束ねたものが軒から吊るされていたら、そこはホイリゲ。しかし、ホイリゲは居酒屋のようなもので、ワインと音楽を夕刻から楽しむ場所。お昼から営業しているところは少なく、かなり坂を登ってきてしまいました。

結局空腹で目が回りそうになりながら道を戻っていたら、見逃していたお店を発見。

もう、ガツンと食べますよ!殆ど飲めないにもかかわらず、ワインも一杯だけ。
このお天気、皆のグラスを見たら...ね。

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パテやパンをつまみにおしゃべりに花を咲かせていたウィーン娘らしきおばあちゃまたちや、新聞を読みながらゆっくりと葉巻をくゆらせる初老の紳士の姿を微笑ましく眺めていました。


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周辺にはベートーヴェンゆかりの場所も点在しており、彼が滞在し、交響曲第3番「エロイカ」を作曲したといわれているホイリゲも。

その"Eroica"と名のついた通りに沿って歩いてゆくと、ベートーヴェンの散歩道(Beethovengang)に突き当たります。

散歩道も気になりますが、目の前に広がる丘陵地に引き寄せられるように、また登ってしまう我々。

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一面に広がっていた眩しい緑は、ふどう畑だったのです!


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意外にも、ウィーンにあるぶどう畑の面積は、ヨーロッパ都市最大なのだそうです。
繁華街をちょっと出たら、森とワイン畑に囲まれているなんて!豊かすぎます、ウィーン。

私の移住したい世界の都市、トップ争いに飛び込んできました。

交響曲第6番、「田園」とはこのぶどう畑の風景のことだったのね...

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ベートーヴェンの小径に戻り、澄んだ空気を吸いながら、静かにメロディーを思い浮かべます。
今もちょろちょろと流れる、2楽章「小川のほとりの情景」の小川、変わらぬ自然に感謝。


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ここを訪れることができてよかった。
音楽からは人生のあらゆる断片を感じたり、学んだり、日々異なれど、穏やかな幸せを感じながらここを歩いた時間は、「田園」とともにいつでも心に流れるのです。


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by HappyLah | 2008-11-13 00:29 | 心地よい時間
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