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Pineappleman&PoohBee's Life in the Garden City
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カテゴリ:うちのARTS( 92 )
Chris Ofili & Van Gogh <PB>
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美術館で、これほど列んだのは初めて!
うっかりしていたら、予約チケットは既に完売でした。

The Real Van Gogh: The Artist and His Letters

Royal Academy of Artsにて、来月までの特別展です。

昨日、春が来たーー!!!、と思ったのに。
ブーツもコートも脱ぎ捨てて、来ちゃったわ!こんなに列ぶことになるなんて!(ブルブル)
と、春の装いの愛らしいおばあちゃまとぶつぶつ言い合い、周りをちょろちょろするお茶目なちびっこ達に笑い、ちびっこを上手く楽しませているママ達に感心しながら、2時間。。

アムステルダムのゴッホ美術館も混雑していましたが、絵の前に列をなして観賞したのはあれ以来。しかも皆思い思いの方向へ動くので、あちこちでぶつかっては謝り合うという。。

パンクのごっついお兄さんが、展示に群がる人々から少し距離をとって、オペラグラスで観賞していて可笑しかったです。作品の説明が書かれたプレートの細かい文字を追っていたようで、なるほど。。ナイスアイディア!

ゴッホが彼のパトロンでもあった弟を中心に人々に宛てた手紙と、そこに描かれた挿絵、関連する作品が一緒に展示されてあり、時系列に生涯を追ってあるアムステルダムの美術館からもう一歩、彼の内面に踏み込めた感じでした。

何十通という手紙はほとんど全てアムステルダムのゴッホ美術館所蔵のもの。傷み易いことから滅多に展示されない貴重な品々。

英国人宛に英語で書かれた手紙も一通あり。
ゴッホは読書家で、シェークスピアやジョージ・エリオット、ディケンズ等の作品も愛読していたそうで、英国人ならぬ私もちょっと嬉しく、共感してしまいました。



実はこれに列ぶ前は、Tate Britainにいました。

許容量が限られるので、美術館のはしごは滅多にしないのですが、キュレーターに特別展:Chris Ofiliを案内していただける機会があり、朝開館前のテートへ。

いろいろ考えさせられました。絵の語るものは限りなく大きいけれど、彼の作品は色彩の光とリズムに溢れていて楽しい。

最後の部屋の、最近の作品はどれも自宅に飾ってもいいなぁと思いました。
大きすぎて(その前に経済的に)無理ですが。。

PMとどの作品が自分は気に入った、と話しながら移動。
PMの一番は、2003年のVenice Biennnaleに、英国代表として出展されたもので、2003年のBiennnaleといえば、私の好きなシンガポールのアーティスト、Tan Swie Hianさんが代表として参加した年と同じ!と、ふとした繋がりを発見。

現代を生きるアーティストの作品は、これからの変化も楽しみです。

お天気や人ごみの不満を抱えても、この有り余る芸術環境には本当に頭が下がります。


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by HappyLah | 2010-03-19 23:50 | うちのARTS
Beethoven by OAE @QEH
ORCHESTRA OF THE AGE OF ENLIGHTENMENT

Ivan Fischer conductor

Beethoven Symphony No.2; Symphony No.3 (Eroica)


忘れないようにメモ。

日記はPMが書くと言ってくれていましたが、最近期待を裏切られることが多いので、あまり期待せず、とりあえずメモしておきます 。。(PB)


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by HappyLah | 2010-03-08 23:11 | うちのARTS
Beethoven Cycle - 4 <PB>
BERLIN STAATSKAPELLE
Daniel Barenboim piano, conductor

Beethoven Piano Concerto No.3

Schoenberg Variations for Orchestra, Op.31


清々しく、胸いっぱいの感謝の気持ちを抱え、会場を後にした最終夜。

ピアノコンチェルトは、ある意味「ずるい」と思います。
だって、一人でハーモニーを奏でられるピアノ、一台でオケにもなれるピアノが、オケと共演するなんて、贅沢すぎますもの。

ピアノとオケの掛け合いに胸を踊らせ、ハーモニーの美しさには脳が蒸発して、無の境地へ吸い込まれた数日間。夢のようなシンデレラの夜はおしまい。

バレンボイム氏のベートーヴェンは、めりはりが利いていて、PMの言葉を借りると「一拍一拍をめいいっぱい使っている」、多彩な演奏。
ベルリン国立歌劇場管弦楽団は、マエストロとの信頼関係の見えるプロフェッショナル達。その信頼感に身を委ねて、最終夜は上質な毛布にくるまれているような安心感がありました。

ベートーヴェンを偏愛する私達ですが、このサイクルの一番の収穫は、想いも寄らず、シェーンベルクでした。

この最終夜、公演中にバレンボイム氏自身が本当にレクチャーをして下さるなんて、誰が予想したでしょう?

基本全て暗譜の氏なのに、インターバル後、指揮台に準備された譜面台に、めずらしいね、と話していたのですが、これはレクチャーのためだけ。

非常に難解な「管弦楽のための変奏曲」について、面白可笑しくユーモアを交えながらお話してくださいました。

"BACH"を覚えて、見失わないように!
と何度もこの曲の主題:B-A-C-H(ドイツ音階で、シ♭-ラ-ド-シ)を私達の耳に刻み、そしてその主題がどのように変奏されているのか、隠れている主題を丁寧に音で見せてくれました。

不協和音の苦手な私達は始めから引いてしまいそうな曲が、途端に興味深いものに。少し謎解きを見せてもらったら、もっと知りたくなる。誰にでもわかるように易しい言葉で、知的好奇心を上手にくすぐるバレンボイム氏。見事な指導力、才知、これぞ人間国宝。

おかげで私達はちょっと苦手意識を克服して、これから新しい扉に手をかけることができそうです。

シェーンベルクは将来、人々はシュトラウスを口ずさむようにこの曲を口ずさむことができると考えていたそうです(シェーンベルクの楽観には苦笑ですが、この曲を暗譜できるバレンボイム氏の脳が信じられません、、)。

それでは、できない人のために!
とアンコールはシュトラウスのポルカ。

〆までおつな氏でした。笑

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by HappyLah | 2010-02-04 03:16 | うちのARTS
Beethoven Cycle -2 & 3 <PB>
BERLIN STAATSKAPELLE
Daniel Barenboim piano, conductor


Day 2:

Schoenberg Verklärte Nacht
Beethoven Piano Concerto No.5 (Emperor)

Day 3:

Beethoven Piano Concerto No.2
Schoenberg Five Orchestral Pieces, Op.16
Beethoven Piano Concerto No.4

食わず嫌いはもったいない。 ...身を以て体感。

バレンボイム先生による誘いのおかげで、シェーンベルクについて少しお勉強中です。

一昨日の 「浄められた夜」 は何とも言えない心地よさ。昨日の「5つの管弦楽曲」は、無調様式に関してはよく解りませんが、面白くて、こんな感じならもっと聴いてみたいな、と思いました。

土曜日はバーミンガムに遠征(我々は追いかけていません)、ロンドンに再び戻って公演、とさすがに連日の疲れが出たのか、日曜日の「皇帝」は指が転がってしまっていて、今まで聴いたことがないくらい悲しいバレンボイム氏の演奏。

それは想いだけで最後まで前進する、力尽きた皇帝の姿で、観ているのが苦しいほど。それでも動じない素晴らしいオーケストラの皆さんに支えられていた感じでした。

昨日はどうなってしまうのか、どきどきで出かけましたが、超人バレンボイム氏復活!

演奏中もズズズーッ!と鼻をすすりながら、、と体調は良くなさそうでしたが、楽しそうな表情、4番のカデンツァもノリノリで、少しアレンジされていた気がします。
演奏が終わった瞬間、第一バイオリン首席の白髪の素敵な初老紳士が歯を見せて、「やったね、マエストロ!」という満面の笑顔を氏に向けると同時に拍手喝采。
連日脚を運んでいるお客さんが多いだけに、皆同じ気持ち。
歓喜に満ちた会場はいつまでも拍手が止まず、最後にはオケの方々が「もう帰るよ。」と自ら立ち去っていました。笑

4番はベートーヴェンのピアノコンチェルトの中で一番好きな曲。
以前音大のマスタークラスを覗きに行ったときにも、ピアノの独奏で始まるところから涙が目に溜ってしまったほど、いつも澄んだ美しさに心打たれてしまう曲。

素晴らしい音楽家の皆さまに、ただただ感謝です。


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by HappyLah | 2010-02-02 23:53 | うちのARTS
Beethoven Cycle -1 <PB>
もしもタイムマシンがあるならば、一番会ってみたい人。
それは残念ながら今は不可能でも、彼は今夜もまた現れる。

時を越えて。賛美する人々の前に。



2008年の今頃、ベートーヴェンのピアノソナタ全32曲を聴かせてくれたバレンボイム氏が、ロンドンに戻って来ました。自身が音楽監督を務めるベルリン国立歌劇場管弦楽団と共に、今回はベートーヴェンの全ピアノコンチェルト&シェーンベルクというプログラム。

BERLIN STAATSKAPELLE
Daniel Barenboim piano, conductor

Beethoven Piano Concerto No.1

Schoenberg Pelleas und Melisande

一年前から予約していたこの公演。(異動になっていても、この5日間は何としてでもロンドンに戻って来る覚悟で!)
年明けから既に興奮していたのですが、オケが鳴った瞬間、ベートーヴェン様云々と言う前に、久しぶりの生の音の美しさに驚愕。鳥肌が立つ始末。

ベートーヴェンによるこのコンチェルト初演は彼が25歳のとき、独奏でした。
ピアノを弾きながらオケを指揮するバレンボイム氏。
67歳の彼を通して、私達の前には確かに、若きベートーヴェンが存在しました。

純粋な輝き。それは今をときめく若手ピアニストの華麗さとは異なる、丁寧で深みのある音色。特に2楽章、素敵でした。

難しそう、眠りに誘われてしまうかも、、と構えたシェーンベルク。
楽章には分かれておらず、約45分。ちょっと長くて疲れましたが、所々うっとりと聴き惚れる部分もあり、大編成のオーケストラの迫力もよかったです。

苦手かも、、と思われるものも接してみなければわからない。
まだまだ未知の世界へ、偉大なる先人に導かれるままに、行ってきます。


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by HappyLah | 2010-01-31 19:19 | うちのARTS
The Sleeping Beauty @ ROH <PB>
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気付けばもう2週間。。
10月はコンサートに行く余裕がありませんでしたが、唯一予定していたのが、夏から予約してあったバレエ「眠りの森の美女」。
月の最後にご褒美をもらったみたいでした。

きれいなものって、すてき。

チャイコフスキーの音楽、おとぎ話の魔法にかけられて、心がきらきらした気持ちに満たされました。

Tamara Rojoさんは想像していた以上に小柄で、魅力的な人。
可愛らしくてこちらまで恋に落ちてしまう、オーロラ姫。
この役にぴったり、というタイプではないと思うのですが、そこが更に魅力的。

Yuhui Choeちゃんが、一幕では澄んだ泉の精、三幕ではフロレスタン姉妹で出ていて、やはり輝いていました。彼女は、ほんのちょっとした角度の差だと思うのですけれど、ポージングが美しいのです。手足の先までしなやかで、可憐で可愛い♪
彼女の金平糖の精を観に行きたくなりました。

これから暗く寒い真冬、華麗なバレエ音楽は気分を盛り上げて、ご機嫌にしてくれる必須アイテム。偉大なるチャイコフスキー様に感謝して、お世話になりまーす。

といってもうちにはオムニバスCDしかないので、チャイコの三大バレエは、全曲入りCDが欲しいところ。良いCDに出会えますように。。


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by HappyLah | 2009-11-13 23:19 | うちのARTS
Girls' trip: Kröller-Müller Museum <PB>
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アルンヘムまで来たのは、ここへ来るためでした。



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by HappyLah | 2009-09-17 01:38 | うちのARTS
Proms 2009 <PB>
昨夜はThe Last Night of the Promsでした。

ハイドンのトランペットコンチェルト、オーケストラに掃除機や銃を楽器として組み込んだユニークな曲など楽しく自宅でTV観賞。

おなじみ Rule, Britannia!, Pomp and Circumstance March, The National Anthemで締めくくり。

PMは放送後、国歌をずーっと歌っていました。歌詞を調べてみたら、6番まであってびっくり!

また来年までPromsはお預け。
これが終わるといよいよ長ーい夜がやってくることを実感します。

さて、記憶の新しいうちに、先週行った我家のProms記録。


PROMS 69

Mendelssohn Piano Concerto No.1 in G minor Op.25

Mahler, compl. Cooke Symphony No.10

Saleem Abboud Ashkar piano

Leipzig Gewandhaus Orchestra

Riccardo Chailly conductor

サリーム・アブード・アシュカールさんは、バレンボイムのマスタークラスを受けていた若手ピアニストだったので、期待した通り、私達好みの演奏でした。

しかし、後半のマーラーは、、正直キツかったです。

ところどころハーモニーに聴き惚れるところもありましたが、意識が朦朧と。。

これだけ大編成のオーケストラで、全80分のこの曲を演奏される方達の精神力にむしろ圧倒されました。ブラボー(拍手)!!!


PROMS 73

Haydn Symphony No.98 in B-flat major

Schubert Symphony No.9 in C major 'Great'

Vienna Philharmonic Orchestra

Franz Welser-Möst conductor

Nikolaus Harnoncourt氏急病のため指揮をとった Franz Welser-Möst氏。

Harnoncourt氏の指揮するウィーンフィルを聴けず残念でしたが、来年からウィーン国立歌劇場の音楽総監督に就任されるFranz Welser-Möst氏の指揮、好奇心いっぱいで臨みました。

ハイドンのロンドン交響曲のうちの一つ、茶目っ気溢れる98番は、イギリス国歌のメロディーがさりげなくアレンジされて入っていたり、シューベルトの9番は彼が敬愛していたベートーヴェンの第9の合唱のメロディーが展開されて入っていたり、と嬉し楽しい演目で、心浮かれ過ぎ。(〃∇〃)

年に一度だけ、我家のPromsには特別な日があります。
それはPM同僚のご好意によるBox席観賞。今年はこの夜でした。
素晴らしい演奏を優雅な気持ちで仲間とシェアできて、贅沢な我家の今年最終Proms@会場となりました。

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今年もありがとう、Proms!また来年♪


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by HappyLah | 2009-09-13 18:36 | うちのARTS
"orchestra against ignorance" <PB>
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先週は我家の今年初PROMSでした。

昨年自宅観賞していて非常に良かったバレンボイム氏率いるWest-Eastern Divan Orchestra。今年は是非とも会場で聴いてみたかったのです。プログラムは大好きなベートーヴェン唯一のオペラ、フィデリオ。

Beethoven Fidelio
(concert performance;
sung in German, with English narration by Edward Said)

Waltraud Meier Leonore
Simon O'Neill Florestan
Gerd Grochowski Don Pizarro
Sir John Tomlinson Rocco
Adriana Kučerová Marzelline
Stephen Rügamer Jacquino
Viktor Rud Don Fernando
BBC Singers
Geoffrey Mitchell Choir
West-Eastern Divan Orchestra

Daniel Barenboim conductor

心から聴きに来てよかった、と思える良いオーケストラでした。良いオーケストラは様々ありますが、多少弦と他のパートがずれてしまったり、完璧ではなくても、演奏にかける熱意を感じたオーケストラ。

地道に積み重ねられたところから生み出される一瞬の音色、形のないものを共有するコンサートは、言語や人種背景を取っ払って何かを伝えられる力があることを、身を以て感じました。

特に、レオノーレ序曲3番は、瞬きするのを忘れるくらい引き込まれるパワーがありました。

ベートーヴェンらしい、真っ直ぐなメッセージを持つこのオペラは、イスラエルとアラブ諸国の若手音楽家がひとつとなったこのオーケストラに正に相応しく、ベートーヴェンを忠実に演奏できるバレンボイム氏の指揮は期待通り、見事でした。

世間は"orchestra-for-peace"というこのオケを、バレンボイム氏は"orchestra against ignorance"といいます。

今回は氏と共にこのオーケストラを設立したエドワード・サイード氏作の英語ナレーションを、予めレオノーレ役のワルトラウト・マイヤーさんが録音しておいたものが流れるという演出で、会場の皆がレオノーレの心境に重ねて、様々なことを考えさせられたのではないでしょうか。

マイヤーさん、ロッコ役のジョン トムリンソン氏の歌唱力は言うまでもなく素晴らしく、フロレスタン役のサイモン・オニールさんのなんとも美しい声には聴き惚れました。

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演奏後、バレンボイム氏から観客へスピーチがあったのですが、我々の席では一部しか聞き取ることができませんでした。。それでも、伝わるものがありました。

拍手喝采の中、今夜のパフォーマンスに関わった一人一人を、歩き回りながらいつまでも讃えていた姿が印象的で、改めて良いオーケストラだなぁと、余韻に浸っています。


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by HappyLah | 2009-08-27 00:58 | うちのARTS
LSO Sir Colin Davis @ Barbican <PB>
記憶の新しいうちに、今夜のコンサート記録。

Beethoven Piano Concerto No. 5 ('Emperor')

Brahms Symphony No. 3, Op. 90

Sir Colin Davis conductor
Paul Lewis piano

ベートーベン&ブラームス!それも大好きな2曲!

この2曲でサー・コリン・デイヴィス指揮、ソリストはイギリス人ピアニスト、ポール・ルイスとあって、会場はほぼ満席でした。

ギルドホール音楽院卒後、ブレンデルに師事。ベートーベンのピアノソナタ全曲録音、全曲演奏会は欧米で賞賛を浴びている、ルイスさんの弾くベートーベンとは?
期待に胸膨らませ、耳を澄まして、静けさの破られる瞬間。

第一楽章:Allegro

????? 一瞬耳を疑いました。。始めから指が絡まっていたので、、。(心の声:「の、のだめ?」)

一楽章は合っていないわけではないのに、演奏が一体となっていなくて、曲に入り込めず。2楽章始めの弦は吸い込まれそうに美しくて、調子も上がって来たところで、お客さんの携帯アラーム音が!チチッ、チチッ、チチッ、、、、、といつまでもリズムを刻み(心の叫び:早く消してー!!)、まるでメトロノーム。。

3楽章はすっかり曲にのめり込めて良かったのですが、ルイスさんは本調子でなく不本意な感じがしました。拍手喝采でしたが、アンコールもなし。花粉症かしら?鼻の具合が悪そうでした。

それでも、はっきりとした澄んだ音色。トリルやpがきれいでした。優等生らしい演奏だなぁという印象。シンプルな「皇帝」は、誠実な演奏家ゆえ、ごまかしがきかない。私でもミスタッチに気付いてしまうぐらいなので、ご本人はそれは不本意なことと思います。今度はソロのリサイタルを聴いてみたいです。

ブラームスのシンフォニーは安心して身を任せられました。特に弦と木管の響きが素晴らしく、今夜もLSOの実力を確信。トロンボーンの女性は妊娠されていてかなりお腹が大きく、すごいねとPM感心。コントラバスにとっても若い男の子(見た目学生みたい!)がいるのも気になっていたようです。

盛り上がって、盛り上がって、最後は静けさに終わる3番。ブラームスらしいその余韻に浸りながら帰路につき、2人揃って、「皇帝の気分だよね?」とCDを聴き直してしまいました。


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by HappyLah | 2009-06-17 23:57 | うちのARTS