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Sonata No.13 in E flat Op.27 No.1 Quasi una fantasia (幻想曲風ソナタ)
Sonata No.7 in D Op.10 No.3
Sonata No.27 in E minor Op.90
Sonata No.21 in C Op.53 Waldstein (ワルトシュタイン)1曲目の幻想曲風ソナタは、No.14月光と一緒に作られたいわゆる双子。月光があまりに有名でこちらは何故かあまりスポットライトがあたらない(のも理解できる)。もちろん今回のお目当ては、ベートーベンの自信作と言われているワルトシュタイン。この曲は、ベートーベンのサポーターだったワルトシュタイン卿に贈られた曲。熱情と同じ中期の代表作だけど、中期だけでなく、やっぱりこの二曲がベートーベンの代表作だと思う。もし、熱情を聞く前にこのワルトシュタインを聴いていたら、ものすごく鳥肌がたっていたんだろうと思う。やはり、熱情の後という事で、あの時程の感動はなかったけど、それでも1楽章の迫力、2楽章の静かな始まりから3楽章のクライマックスは、さすが『生』でしか味わえない高揚感があった。やっぱ一番前で聴いたのが良かったのか、Barenboimの表情が見えたのもきっと手伝ったんだと思う。
残念だったのは、1楽章が終わったときに、誰かが拍手。それにつられて会場に拍手が広がってしまい、2楽章への流れが途切れてしまった事。そして、いつものことだが、咳するひとが多く、これには、Barenboimもちょっと気になったと見え、ちらりと咳が聴こえて来た方を向いたりしていた。
そういえば、今回『携帯電話やアラーム時計は、切ってください』というおなじみの会場のアナウンスに、『写真撮影は、周りのひとの迷惑になるのと、演奏者にキケンが及ぶので遠慮してください』という文が加わった(Taking photography can be dangerous to the performer)。確かに、演奏中の写真撮影は遠慮してほしいけど、『Dangerous』ってどういうことなんだろうか。会場はこれを聴いて、笑っていた。
それから、舞台席に座ってたおじさんが、楽譜を持って来ていて、全曲の譜を読みながら聴いていた。それも一つの楽しみ方なんでしょうね。今まで思いつきもしなかった。撮影禁止と言われたものの、こんなに近くで観れたんだから、一枚くらい記念で・・・ということで
次回は、最終公演の来週日曜日。平日の2公演はスキップです。月光を聴かないのはちょっともったいない気もするが・・・。前回の講演後に買う気満々になっていたCDだが、今DVDを買おうか迷っている。DVDは、2005年ベルリンで講演したソナタサイクルが収録されているの。スタジオレコーディングのCDとライブのDVD、迷うところです。(お値段も結構はるんですよね)ということで、じっくり悩みます。
教会などで観ると、うんと目を凝らして見上げても遠くて...細部はどうなっているのかなぁと思っていたので、近くで観てみて、絵画のようにガラスに絵が描かれているのが不思議でした。(もっと細かいガラス片でモザイクのようになっているものを期待していたので。)時代にもよるのでしょうが、今回の展示は15-16Cくらいのドイツのもの。
V&M Museum提供の、ステンドグラスを作る行程の映像がわかりやすくて良かったです。映像と共に流れている音楽が心地よくてPMはゆらゆら...(´〜`)むにゃむにゃ
見慣れたTrafalgar Squareが...
旧正月になっていて、もう一つの故郷が懐かしくなりました(笑)。
2008北京オリンピック→2012ロンドンへの架け橋として、今年は"China in London 2008"と題して中国文化や芸術を紹介する様々なイベントが催されるみたいです。
Xin Nian Quai La! Gong Xi Fa Cai!
こんな夕焼けが見られたのも久しぶりです〜!
いくつも空港があるロンドンらしく、どこにいっても見られる飛行機雲。
つい目で追ってしまいます。
今日のように一日お天気が良いことは珍しいけれど、最近は意外と気候がマイルドで、イースターのエッグが店頭に並んでいたりするのを見ると、もう春が近づいているような錯覚に陥ってしまいます。このまま春になってくれないかなぁ...。
こんな青空も!(思わずカメラ、カメラっ...)
黒豆抹茶パウンドケーキにして先週末かなり食べたけれど、まだまだまだ...ある。
あっ、PMが帰って来た!(現在23:30)のでごはんの時間ですっ♪それではまた!
本日は、僕の大本命の第4公演。演目は、Beethoven
Sonata No.5 in C minor Op.10 No.1
Sonota No.11 in B flat Op.22
Sonata No.19 in G minor Op.49 No.1
Sonata No.20 in G Op.49 No.2
Sonata No.23 in F minor Op.57 Appassionata (熱情)
の5曲。No.19とNo.20が、二楽章編成だから時間的には4曲分と同じくらい。前半の二曲目No.11は、モーツァルトを思わせるフレーズがあって、実際の解説にもK.333に似ているところがあると書いてあった。モーツァルト的という事は、明るくハッピーで華やかな感じ。前半の2曲は、かなり聞き流した。
今日の席は、ちょっと、いや非常に残念な事に、ステージからは近いのに演奏者もピアノも見えなかった。位置的には演奏者の背中側で、PBは頭がかろうじて見える席、僕は、前の人たちにブロックされてピアノのフタがちょっと見えただけ。
なぜ非常に残念だったかというと、最後の曲、『熱情』はどうしても演奏者が見たかったから。妹の練習以外では、初めて生で聴く『熱情』。いつもBuninのCDを聴いていて、それが一般的な曲想だと思っていたのに、ロンドンに来て以来聴いているClassic FMから流れてくる『熱情』はとてもゆっくりとしていて、全く違う。思わず「コレくらいのテンポだったら弾けるのでは」と思うくらい(ただ勝手に思ってるだけ)ゆっくりとしている。そんな『熱情』が存在していた事に少々のショックを受けていたので、Barenboimは、どういう風に演奏するのかとても興味があった。
そして......
爺さん、あんたすごいよ!!!!!最初の記事にも書いたけど、Barenboimは65歳。僕は、当然“ゆっくりバージョーン”で弾くのだとばかり思っていたが、Buninもきっと真っ青になるのではと思う速さで、それは迫力のある名演奏だった。この曲だけはどうしても見ながら聴きたかったので、立って聴いていたんだけど、会場全体が彼の演奏に引き込まれて息をのんでいるのがよくわかった。いつもは、一楽章と二楽章の間に必ずみんな咳払いするのに、(演奏中もエヘンエヘン良く聞こえてくる)この演奏中はほとんどなし。楽章の合間、誰も咳払いしなかった。それくらい、会場のみんなが聴き入っていた。さすがに3楽章の終わりの方は、体力的な限界だったのか疲れが見えたけど、演奏が終わると間髪入れずに全員がスタンディングオベーション。拍手がずーっと鳴り止まない。終いには、Barenboimがピアノのフタを閉めて、椅子をしまって『もう終わりですよ』のジェスチャーをする程。PBも僕も、たいそう感動したさ。
これで、ちょっと買うのを渋っていたCDは、購入決定。次回の土曜日の公演でgetしてきます。
Sonata No.8 in C minor Op.13 Pathetique (悲愴)
Sonata No.12 inA flat Op.26
Sonata No.25 in G Op.79
Sonata No.28 in A Op.101
今日は実は第三夜。昨日第二夜の公演があって、4曲のうちの一つがテンペストでした。妹が昔弾いていたけど、あまり僕の記憶に残っておらず、今回は見送ることに。(といっても、次回はもうないのですが・・・)
今日は、心なしかいつもより、日本人が多かったような。やはり悲愴だからか?
今日の席は、ステージ真横で、Barenboimと顔が向き合うような席でした。予約したときには、ピアノの鍵盤が見える位置の席はほぼ完売で、今回の5公演のほとんどは、鍵盤が見えない席しかとれませんでした。ちょっと残念だけど、鍵盤が見えない席の時は、ピアノから近い所を選び、あえて『聴く』事に専念しようということで。
やはり、知っている曲だとこちらの聴き方がかわってくる。特に悲愴はもともとメジャーだし、普段からよく聴く曲だから、吸い込まれるように聴き入ってしまう。一音一音がしっかりと耳に入ってくる。僕は、Buninの弾く悲愴に聴き慣れていて、Barenboimが弾いた今回の悲愴はとても新鮮だった。1楽章はとてもゆったりと始まり、これでもかッってくらいにタメて弾く。そして、後半の速くなるところとのメリハリがつく。それから、Buninとは強調する音が違ってたりして、まるで別の旋律であるかのような箇所がいくつかあった。そういえば、『のだめ』でも悲愴が出てくるけど、どんなだったかなぁ?今度また観てみよう。
あと印象に残ったのは、3曲目。これはPBが昔弾いた事があると言っていた。とても短いそれぞれの楽章で、たしか1楽章に出てきた旋律がすごくベートーベンっぽくなくて(少なくとも僕には)おもしろかった。
今日も駆け込みセーフ。Officeから駅、駅から会場とずっと走った甲斐あって開始3分前に到着。また腹ごしらえできずに会場に入った。次回はあさっての水曜日。僕が一番聴きたいSonataが登場します。僕にはとても弾ける曲じゃないけど、最近ちょっと譜読みしてみたりしてます。楽しみ〜。
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