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ユフィちゃんの金平糖デビューは確か一昨年で気になっていたのですが逃し、昨年はくるみの公演がなかったので、今回彼女の金平糖初鑑賞。
予想通り、チャーミングな彼女の雰囲気が良く生きた愛らしい金平糖の精でした。
クララ役のSabina Westcombeちゃんも良かった!くるみはロイヤルバレエ学校の子供達や、若手ダンサー達の演技を見るのも楽しみです。
セットも衣装も、ストーリーもロイヤルバレエのものが好きすぎて、今年はENB、マシューボーン版、バーミンガム・ロイヤルバレエもくるみを上演していましたが、なかなか他のを観に行くことができません。
今回気になったのは、プリンス役のSergei Poluninくん。ダイナミックで美しいジャンプ、パートナーリングもなかなか。隣りの座席で熱烈な拍手を送っていたおばさんは、彼の大ファンのようでした。
それもそのはず。あんなに上手だったかな?と家に帰ってから少し調べてみたら、昨年2月に異例の早さでプリンシパルに昇格した彼は現在21歳。昨年は多数の役デビューで、バレエファン及び批評家の期待を集めていたのでした。
昨年の秋頃イギリス各紙に取り上げられており、興味深く生い立ちなどを拝読。ドラマティックなバレエ人生に引き込まれ、一気読みしてしまいました。
クリスマスにBBCで放映されていた"Alice's Adventure in Wonderland" でのローレンさんとのパートナーリングも良かったし、要注目ですね。
1月26日追記:
昨夜何気なくBBC NEWSを観ていたら、「Sergei Polunin ロイヤルバレエを電撃退団!」のニュースにびっくり!ROHで彼の演技が観られなくなるのは残念ですが、踊りは続けてほしいと願ってしまいます。それにしても、若さゆえの勢いなのでしょうか?あっさりプリンシパルのポジションを捨てるなんて、すごい決断。。
ドラマティックでした。
音楽はどんぴしゃ好みというわけではありませんが、映画のサントラのような万人受けする印象。
正直言って、ソープオペラ的なストーリーですが、演劇力の高いロイヤルバレエだからこそ、楽しみも増す作品なのではないでしょうか。PM同僚の女性もべた褒めだったそうで、このドラマティックさ、女性に人気な演目であることも納得できます。
マノンはいつも笑顔がすてきなMarianelaさん。デグリューは確か昨年ぐらいに他のバレエ団から移籍してきたNehemiah Kishさんで、私は彼の舞台は今回初鑑賞。レスコー役に、Marianelaの実のパートナーであるThiagoさん、皆迫真の演技で、バレエの技術のみならず、その表現力に釘付けでした。
娼婦役のユフィちゃんとひかるさん、可笑しくて、女性の小悪魔的な魅力が上手くでていて愛らしかったです。Marianelaさんも、いつも健康的な明るい笑顔の彼女がどうマノンを演じるのかなぁ、と思っていたのですが、純真無垢さと魔性さを併せ持つ女の魅力が、細かな表情、一挙一動によく出ていました。Nehemiahさん、誠実な雰囲気でよかったです。Thiagoさんのレスコーはブラボー!!彼の持つ雰囲気に合っているし、妹との親密感がよく出ていて、踊りの切れも抜群でした。
各ダンサーの表現が面白くて、舞台の隅から隅まで忙しく目を走らせるのが大変。
マチネのためか、小さな子供もたくさん見かけて、少々驚き。男女の駆け引きや心情、あの頃から学ぶのね。。
Beethoven Symphony No.8
Beethoven Symphony No.3, "Eroica"
Gewandhaus Orchestra Leipzig
Riccardo Chailly Conductor
2009年年明けのBarbican Hallでのこのオケの第9は非常に心に残っていたので、今回のベートーヴェン・サイクルは全て行きたいほどでしたが、時間と予算の都合により、一本豪華主義で。
Chailly氏の8番は力強く、そしてトップスピード!!
スピードといえば、Promsで聴いたParvo Jarvi氏の5番も素敵だったなぁ、と想いだしつつ、いつ聴いても新鮮なベートヴェンの魅力、またそれを実現させてくれる様々な指揮者とオーケストラには敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。
あまりに速くて、そして楽しい時間はあっという間に終わってしまうもの。。
Eroicaも、さすがイタリア人だなぁと思わせる歌いっぷり。あのスピードで聴かせる一人一人の力といい、良いオーケストラだなぁと一層惚れました。
第二バイオリンに日本人の女性が2人、それからフルートの女の子みたいにきれいな青年が目を引きました。ティンパニは思い切りよくかっこいい演奏で大喝采でした。
Chailly氏はこれまで何度もベートーヴェンを演奏してきたけれど、サイクルは今回が初めて。ライプツィヒの本拠地、ウィーン楽友協会、パリのthe Salle Pleyelとツアーをしてきて、締めがここロンドン、バービカン。思わず帰りに購入した、最近発売になったCDも各国で好評のようです。
このオーケストラはバービカンのInternational Associate Residencyとなられたそうなので、今後ここで聴ける機会も増えそう。次は何を聴かせてくれるのか、楽しみなオーケストラです。
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